プログラム・日程表
Web抄録集
日程表
プログラム
シンポジウム
S1
炎症細胞浸潤は何を語るのか
2023年11月17日(金)12:00~13:00
第1会場(新潟医療人育成センター 4F ホール)
- 座長:
- 井出 友美(九州大学)
池田 善彦(国立循環器病研究センター)
心筋疾患におけるリンパ球浸潤、その意義とは?
中野 知哉(奈良県立医科大/大和高田市立病院)
心筋組織でみるマクロファージ
雨宮 妃(国立循環器病研究センター)
炎症細胞浸潤は何を語るのか~好酸球~
上出 庸介(国立病院機構相模原病院)
企画趣旨
心筋組織に炎症細胞浸潤があることは、イコールpathologicalなのでしょうか。M2やTregなど免疫抑制的なものや、さらには野次馬的な立ち位置はないのかなど、興味は尽きません。inflammatoruDCMの概念にも相俟って、目の前の炎症細胞浸潤が戦うべき相手なのかなど、どう観察すべきなのかの実践も含め議論したい。
S2
新たな心筋炎ガイドラインを心臓病理から深掘りする
2023年11月17日(金)15:10~16:10
第2会場(新潟医療人育成センター 2F セミナー室)
- 座長:
- 永井 利幸(北海道大学)
今中 恭子(三重大学)
⼼筋変性・壊死の診断と臨床的意義
池田 善彦(国立循環器病研究センター)
心筋組織検体を用いたウイルス性心筋炎の病原体検索)
鈴木 忠樹(国立感染症研究所)
巨細胞性心筋炎~臨床ハウツーと組織病理~
木村 祐樹(名古屋大学/愛知県がんセンター)
企画趣旨
日本循環器学会:心筋炎診療ガイドラインが14年ぶりに改訂され、診断・治療に関して心筋生検、病理組織、ウイルスゲノム評価の役割・重要性がこれまでにも増して強調されるようになった。その一方で、本ガイドラインを診療に活かすには、これらに関する正確な理解と方法論が欠かせない。本セッションでは最新ガイドラインを病理組織学的立場から深堀りし、活用するためのHow toを機論したい。
S3
細胞を見つめ、心臓病態を組み立てる~single cellからwhole heartへ
2023年11月17日(金)15:10~16:10
第1会場(新潟医療人育成センター 4F ホール)
- 座長:
- 野村 征太郎(東京大学)
矢野 俊之(札幌医科大学)
空間的トランスクリプトーム解析を用いた心臓サルコイドーシスの病態解明
片桐 美香子(東京大学)
心臓の中の心筋細胞 – その振る舞いから心臓の病態を考える
田中 秀央(京都先端科学大学 / 京都府立医科大学)
心筋生検情報を取り込んだ循環シミュレーターの開発を構想・妄想して気づいたこと
朔 啓太(国立循環器病研究センター)
企画趣旨
心筋細胞single cellでの研究が猛スピードで進んでいます。その総和がwhole heartの理解に繋がりますが、その展開法が心筋生検サンプルにどう結び付けられるのか、今後のbench-to-bedsideの現況と方向性につき議論したい。
S4
老化から心臓の病態を考える
2023年11月18日(土)8:00~9:00
第2会場(新潟医療人育成センター 2F セミナー室)
- 座長:
- 清水 逸平(国立循環器病研究センター)
坂東 泰子(三重大学)
心筋の系統発生とエネルギー代謝
武田 充人(北海道大学)
心臓の老化リモデリング:心筋の肥大、線維化、炎症、そしてアミロイド沈着
遠藤 仁(慶應義塾大学)
肺組織の老化・疾患における細胞老化の役割
杉本 昌隆(東京健康長寿医療センター研究所)
企画趣旨
心疾患の病態を考える上で「老化」は重要なキーワードである。老化した心臓では線維化、慢性炎症、代謝異常が生じ、細胞老化マーカーが増えることも報告されている。心臓及び肺の研究を通して、心臓における老化の意義について議論したい。
S5
学術委員会特別企画︓臨床の前線から注目される心房組織病理
2023年11月18日(土)10:00~11:00
第1会場(新潟医療人育成センター 4F ホール)
- 座長:
- 河野 浩章(長崎大学)
大槻 総(新潟大学)
心房細動手術時に切除された左心耳の組織学的特徴と
左心耳内血栓の形成機序:そもそもの始まり
齋藤 恒徳(日本医科大 多摩永山病院)
左心耳閉鎖デバイス留置後の病理変化
坂本 篤志(浜松医科大学)
心房細動における構造的リモデリングの組織学的検証
山口 尊則(佐賀大学)
企画趣旨
⼼機能における⼼房の重要性が高まる中で、ブロッケンブロー⼿技が一般化し、一部の施設で⼼房⼼筋組織を採取し病理診断を臨床に繋げようとの試みが始まりました。新たなムーブメントにつき、⼼筋病理の⽴場から熱い議論を期待したい。
S6
結局、心筋生検は臨床に活かせるの?
2023年11月18日(土)12:00~13:00
第1会場(新潟医療人育成センター 4F ホール)
- 座長:
- 尾上 健児(奈良県立医科大学)
畠山 金太 (国立循環器病研究センター)
⼆次性除外以外に何がわかるのか︖
中村 一文(岡山大学)
心筋生検 × 遺伝子診断 = 臨床活用にめちゃ期待!
久保 亨(高知大学)
心筋病理が映し出すリバースリモデリング未来予想図
奥村 貴裕(名古屋大学)
企画趣旨
病理解剖は、後向きに病態を理解します。一方、⼼筋⽣検は⽣存中に⾏われ、臨床的意義は前に向かいます。⼆次性⼼筋症除外以外に、果たしてどこまで臨床に活かせるのでしょうか?この永遠のテーマにつき、診断モダリティー横断的、時間軸縦断的な議論を行い、心筋生検を新時代へといざないたい。
教育セミナー
心筋生検トレーニングコース
2023年11月18日(土)8:00~9:00
第1会場(新潟医療人育成センター 4F ホール)
- 座長:
- 柏村 健(新潟大学)
植田 初江(北摂総合病院)
心筋生検のpreparation
藤木 伸也(新潟大学)
電顕を生かす~電顕の神髄、心筋超微形態の重要性~
金森 寛充(岐阜大学)
Demo1-顕微鏡の設定と心筋組織の見方
大郷 恵子(国立循環器病研究センター)
Demo2-実例の病理診断
大郷恵子(国立循環器病研究センター)
企画趣旨
自ら心筋生検を行い、自ら診断をつける、ことに高いハードルを設けていないか?自ら冠動脈造影を行い、自らPCI適応を決めることと何ら変わりはないはずだ。どう生検し、いつ電顕まで探るか、顕微鏡をいかに扱い、何を検鏡するのか―実際に顕微鏡を置いてのデモを挟み、初心者でもわかる心筋生検の実践トレーニングコースを開催する。
公開症例検討会
公開心筋生検検討会
2023年11月17日(金)16:20~17:40
第1会場(新潟医療人育成センター 4F ホール)
- 座長:
- 猪又 孝元(新潟大学)
吉澤 佐恵子(東京女子医科大学)
加藤誠也(済生会福岡総合病院)
症例1
土谷 浩気(新潟大学)
症例2
永野 伸卓(札幌医科大学)
企画趣旨
病理部から届く診断レポートを読むだけでは、心筋生検を最大限に生かすことはできない。正確な検鏡に加え、臨床情報と病理情報のコラボ、焦点の当て方や論理立て、全ての統合が必要である。バーチャルスライドをディスプレイしながら、患者情報をたたき台に、会場が一体になった公開症例検討会を展開する。
YIA
2023年11月17日(金)12:00~13:00
第2会場(新潟医療人育成センター 2F セミナー室)
- 座長:
- 高野 博之(千葉大学大学院薬学研究院)
河村 俊治(株式会社 アイル 板橋中央臨床検査研究所)
- 審査員:
- 石井 俊輔(北里大学)
安田 和志(あいち小児保健医療総合センター)
宇都 健太(日本大学人体病理学)
加藤 倫子(国際医療福祉大学)
小垣 滋豊(大阪急性期・総合医療センター)
共催セミナー
スイーツセミナー1
共催企業:Alnylam Japan株式会社
2023年11月17日(金)14:20~15:00
新潟医療人育成センター 4F ホール
- 座長:
- 泉家 康宏(大阪公立大学大学院医学研究科 循環器内科学 准教授)
心筋症の鑑別について 心アミロイドーシスを中心に
21 世紀の疾患:遺伝性ATTRアミロイドーシスの病態と最新の治療
長崎国際大学 アミロイドーシス病態解析学分野 教授/熊本大学 名誉教授)
スイーツセミナー2
共催企業:サノフィ株式会社
2023年11月17日(金)14:20~15:00
新潟医療人育成センター 2F セミナー室
- 座長:
- 浅井 邦也(日本医科大学 循環器内科 主任教授)
画像で観るファブリー病患者の治療効果判定
組織で観るファブリー病患者の治療効果判定
イブニングセミナー
共催企業:ファイザー株式会社
2023年11月17日(金)17:50~18:30
新潟医療人育成センター 4F ホール
- 座長:
- 猪又 孝元(新潟大学大学院医歯学総合研究科 循環器内科学 主任教授)
心筋生検の今と未来~何が必要か
ランチョンセミナー1
共催企業:ヤンセンファーマ株式会社
2023年11月18日(土)11:10~11:50
新潟医療人育成センター 4F ホール
- 座長:
- 瀧澤 淳(新潟大学医歯学総合病院 血液内科 診療科長)
腎臓内科からみたALアミロイドーシス診療
腎臓疾患臨床研究センター)
重症ALアミロイドーシスとどう対峙するか? - D-CyBorD療法のトリセツ -
ランチョンセミナー2
共催企業:アミカス・セラピューティクス株式会社
11月18日(土)11:10~11:50
新潟医療人育成センター 2F セミナー室
- 座長:
- 諸井 雅男(東邦大学医療センター大橋病院 循環器内科)